2020年度上期売上高集計の分析

2020年度上期売上高集計の分析 (期間:2020年4月~9月)

改装売上高推移

2020年度上期の改装売上高全体では371億円と前年比83%、75億円の減少となった。新型コロナウィルスの影響下において、北海道・九州では前年並を維持したものの全国的には減少傾向となった。
増税前の影響を受けて増加した2019年度上期との比較では減少しているが、2018年度上期との比較ではほぼ横ばいとなっている。

全国売上高推移 地域別売上高推移
 北海道東北北関東関東北信越中部関西中国四国九州
2018年度上期15.716.410.5156.118.327.676.717.26.239.4
2019年度上期13.521.515.818722.131.889.418.4838.4
2020年度上期13.317.912.517215.724.653.616.36.438.5
上期地区別売上高構成比 改装の主要商品売上高推移
 2018年度上期2019年度上期2020年度上期
手すり1018.110.2
外装6.823.916.1
ドア101.5111.999.5
174.6194.4167.5

改装の主要商品別売上高推移

改装全体に占める割合が最も高い窓において新型コロナウィルスの影響と、公共住宅などの発注減も重なり減少傾向となった。
前年度に大型工事があった手すり・外装においては減少しているが、2018年度上期との比較では増加となっており、ドアにおいては横ばいとなっている。

改装の用途別売上高推移
 2018年度上期2019年度上期2020年度上期
庁舎22.622.419.2
病院22.42617.5
一般ビル139167.5157.4
住居ビル138156.5123.3
学校62.173.553.4

用途別改装売上高推移

新型コロナウィルスの影響により学校・病院は減少し、住居ビルのうち公共住宅などの発注減も重なり、全体的に減少傾向となった。
一般ビルは増税の影響があった2019 年度上期からは減少しているが、2018 年上期からは増加となっており、耐震・環境整備などによる増加傾向が続いている。