2018年度売上高集計分析及び需要予測

2018年度売上高集計の分析 (期間: 2018年4月~2019年3月)

改装売上高推移

2018年度の売上高は978億円と対前年同期比101%となり、昨年度より微増した結果となった。地区別では関東・中部・関西・四国は前年同期比よりアップした。東名阪地域においては、住居ビル市場の増加の影響によるものと思われる。
直契約比率は9%となり、前年より1%ダウンであった。(表内に記載なし)

全国売上高推移 地域別売上高推移
 北海道東北北関東関東北信越中部関西中国四国九州
2016年度37.2 52.2 36.2 430.7 44.6 72.2 188.7 45.4 19.9 97.9
2017年度35.7 60.5 32.7 384.1 44.9 67.7 178.0 46.2 17.7 98.7
2018年度33.0 45.7 30.8 420.5 42.3 75.8 178.8 41.2 18.2 91.8
平成28年度 地区別売上高構成比 改装の主要商品売上高推移
 2016年度2017年度2018年度
手すり33.2 23.2 26.9
外装14.6 21.4 17.7
ドア226.9 240.2 223.4
545.4 469.9 480.7

改装の主要商品別売上高推移

窓と手すりが大きく伸長し、窓については対前年同期比102%、手すりは116%となった。この要因は、窓は公共物件の増、手すりは民間物件の増の影響とみられる。
ドアについて、国土交通省補助事業の影響を受け、対前年同期比83%になった。

改装の用途別売上高推移
 2016年度2017年度2018年度
庁舎63.762.554
病院69.456.954.1
一般ビル281.5303331.6
住居ビル435.9360.8392.4
学校174.5 183.0 146.0

用途別改装売上高推移

住居ビル・一般ビルが対前年同期比109%の伸びになった。一般ビルは大型建物の老朽対策としての改修が顕在化した影響と思われる。一方、学校は対前年同期比80%と減少した。耐震改修に代わって、長寿命化改修へのシフトが遅れているものと思われる。

建築改装協会需要予測

(単位:億円)

年度
商品
2014
実績
2015
実績
2016
実績
2017
実績
2018
実績
2019
見込み
2021
予測
2024
予測
2028
予測
ST→AL525452111
AL→AL503529538463474441453477515
浴戸433322221
小計512534546470481445456480517
外装パネル91588105111213
GCW12569723789
その他011401111
小計212115211729192123
ドア玄関615579877691100136135
玄関(本体のみ)1112810101081010
PS等111110111010101212
軽量ドア304848454648494949
重量ドア576082879196969895
小計170186227240233255263305301
手すり協会タイプ354225102020
一般242429212525303030
小計272933232730405050
メンテナンス212325212624242526
面格子232344444
内装61647465051525355
フロント135138130142139140143148154
合計8949501,0259669789781,0011,0861,130

サッシ

 昨年度は、学校施設が減少傾向にある中、補助金を活用した民間集合住宅物件の増加によって改修需要を維持してきたが、今年度は環境省補助金予算が1/3に減額され不採択工事の延期が予測される上、防火設備の通則認定品から個別認定品への切替の影響を受け公営賃貸住宅の出件数も大幅に減ると思われる。
 2021年度の予測は、オリンピック関連の工事が終息し資材や人件費の高騰を懸念していた管理組合等の民間集合住宅から引合が増えてくると思われる。その後ストック住宅の増加に伴い堅調に推移する予測とした。

外装

 2019年度見込みについては、大型改修案件により大幅な増加が見込まれる。
 2021年以降は、美観向上、外壁剥離による災害防止、断熱性能向上などから潜在需要はあり、改修に至ると見込まれる。

玄関ドア

 2019年度は、国土交通省次世代住宅ポイント制度により玄関ドアは拡大すると予測。また重量ドアも防火設備の点検義務化により拡大。
 2021年以降について、ストック住宅増加に伴い、民間では劣化対応により改修および断熱性能向上(健康改修住宅など)目的とした改修が増えると予測。また公共物件の玄関ドア改修も需要が高まると予測した。

手すり

 2019年度は、公共住宅で増加見通し。公共・民間ともに大規模改修工事との兼ね合いによるところが多く、増加傾向と予測。
 またスチール製の手すりから、アルミ製手すりへの潜在的な改修需要は継続すると見込まれる。

メンテナンス

 住居ストックが年6%づつ増加する影響で需要が拡大すると見込まれる。2020年度以降、メンテナンス対象の市場は増加が見込まれるが、サッシの耐久性が向上しており、部品交換のサイクルが伸びると予想される。
 需要の伸び率はストックの伸びほど期待できない。

ページ先頭へ戻る